「さぁさ、いちゃつくのは後にして帰らない?」
タケトさんの声にハッとしてすごく恥ずかしいことをしているのに気付きシズマサから離れた
「ふはっ……やっぱ優月は面白いねー。」
うぅ……
恥ずかしい
「タケトさん。」
「なぁに、シズマサ?」
「ありがと。」
「…なーんのこと?」
「………さんきゅ。」
「なんの話してるの?」
「ん?……秘密。」
人差し指を口に当てて首を傾けいつもは見れない妖艶な笑みを浮かべたシズマサに教えてもらえなかったことも忘れ私の心臓は早鐘を打ち始める
「そ、そっか!あっ、えっと…帰ろうか?」
「あぁ。」
「そーだね。」
こうして3人で数時間前に来たところを戻っていった
来るときとは正反対の気持ちで─────…