初めて“あの悪魔”が口を開く
その声は低くてまさに地獄から響くよう


「シズマサの処分を決定する。」


全員が静かになり、重たい空気が漂う



「待ってくださいっ!!」

「優月は何も喋るな!!」

シズマサどうして!?


「人間」

ビクッ
「な、んですか。」

話すだけで足がすくんで息苦しくなる


「お前がシズマサが生かした人間だな」


「…はい。」


「言いたいことがあるなら言ってみよ」

話聞いてくれるんだ…