目の前にはまるで中世のヨーロッパを思わせるお城

いつの間にか周りは森のようで違和感がない


「ここにシズマサが……」


「うん。…じゃあ俺はちょっと用事があるから先行ってて♪」


「はい!?」

ここに来て何を……


ドンッ

「うわっ!ちょっ、いきなり押したら危な」

「そこ真っ直ぐ行ったら会議室だよ!!ほら、走って!」


そうだ……!
早く行かないとシズマサが……


私はシズマサのいる部屋に向かって勢いよく走り出した






「さて、と………本気だしちゃおっかな。」