「シズマサどうしたのかな……」



あとは明日のイベントを成功させるだけになり、早めに家に帰ってきたのにシズマサもタケトさんもいない……



なんでかな…
今までは1人だったのに静かに感じるなんて……




ガラッ

「タケトさん!…なんで窓から……」



「シズマサが連れて行かれた!!」



「……は?」



「優月を生かしていることがバレたんだ!!」



そんな!!
どうしよう……
シズマサが消滅しちゃう……!!



「行かなきゃ……」


私のわがままのせいでシズマサが消滅するなんてダメだ……





「優月!」



タケトさんが私の腕を掴む


「はな、して……行かなきゃ………」



「シズマサは優月のためにおとなしくついていったんだ!シズマサの気持ちをムダにするな!!」