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「シズマサ様、ご同行願います。」


「紫堂………」


「いざとなれば力ずくでも。」


ザッ

紫堂の言葉と共にシズマサの周りを囲ったのは20人くらいの悪魔



「……………わかった。」





たくさんの悪魔がシズマサの周りを飛んで行った
まるで決して逃がさないように─────




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そんなことが起きているとも知らずに私は仕事の忙しさに目を回していた