もう……っ気持ちが溢れてくる 気付かなかったわけじゃない 気付かないフリをしていないと怖かっただけ…… だけど……! もう抑えられない 「わ、私…シズマサのこと……っ」 最後まで言えなかったのはシズマサがまた私の唇を塞いだため シズマサ…? 唇を離すとシズマサは私の唇に人差し指を当てて 「言っちゃ、だめ。」 「くっ……ふ………っ」 言葉にならなかった想いが涙となって溢れてくる