「優月、どうしたの?」
「んっ。どうしたのかな……なんかね、今になって死ぬのが怖くなっちゃった……。シズマサとっ、もうっ、会えなくなるのが怖いのっ……!!」
「こんなこと言うとシズマサが困るってわかってるけど、でも……っ、でもっ、もう一杯で……!んっ……!」
そう言った途端シズマサは私を引き寄せて…キスをした。
シズマサ……?
どうして?
そう思いながらも抗えない。
「んっ……。」
さすがに苦しくなって、息を吸い込もうと口を少し開けると、熱いものが口の中に入ってきた
「んっ………はぁ……っ。し…ずまさっ……。」
少し離れたと思うとまた重なる唇
軽く重なっては突然深くなる
いつまでそうしていたかわからない
どちらともなくそっと離れた


