悪魔と契約、非凡な愛を。


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ここ…どこ?
真っ暗で何も見えない。

すると遠くの方でぼんやりと何かが光った。
それを判別するのに時間はかからなかった。

「シズマサ…!」

私は思わず駆け出していた。

「シズマサ?」


シズマサは無表情で私を見ていた。いや、いつも無表情なんだけど今は冷たい目をしている。


「優月……あんたはもう死ぬんだ。一緒にはいられない、さよならだ。」


「えっ……」

心臓が凍りついた気がした。


シズマサはだんだん遠ざかっていく。

「待って…!しず、まさぁぁ!」


追いかけても追いかけてもシズマサは遠ざかっていって消えてしまった。


「やだっ…シズマサ!!」





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