カタカタカタ
部屋には私がコンピューターを打つ音だけが響く
「んー。そろそろお昼か……。」
コンコン
「シズマサ?お昼だけどお粥でも食べ…る?」
寝てる。
ほんと…綺麗な顔してるよね。
「見すぎ。」
私がシズマサの顔をじっと見ているとシズマサの目がパチッと開いて私と目があった
「うわっ…し、シズマサ!起きてたの!?」
「ん。いま起きた。」
「そ、そう。あっ、シズマサお腹空かない?お粥でも……。」
グイッ
「きゃっ……」
「お粥、いらない。」
えっ、なにこの状況…
お粥を作りに行こうと思って立ち上がるとシズマサに腕を引っ張られて布団に引きずり込まれた。
シズマサの綺麗な顔がすぐ近くにある。


