「ほら。もう仕事に戻っていいぞ。ついでに椎名にいろいろ教えとけ。」
「………はぃ。」
駄目だ…
もう課長の中では終わったことになってる………
私たちは課長から離れると部屋の隅に行った
「何でここに居んのよ!?」
「俺はあんたの監視をしなくちゃいけない。じゃなきゃこんな人が多いとこに来るわけない。」
みんなに聞こえないように小声で話してるんだけど、端から見たらちょっと変かも……
「だからってねぇ……」
「俺のことはいいから仕事しないと間に合わないぞ。あと5日しかないんだ。」
そうだけど…
うー…でもそろそろ仕事しないと本気でヤバイからな……
「じゃあ…あんまり目立ったことしないでよ?」
「ん。わかってる。」
まあ、シズマサは静かなのが好きそうだし、大丈夫だよね……?
私はこれ以上シズマサに構ってもいられないので仕事に戻った


