翔さんの手配であたしたちはまたマンションに戻ってきた


ここには智香子さんもいるし、榊さん時々のぞきにくるっていってくれた。


智香子さんも、榊さんも今となってはあたしたちにとって家族みたいな存在だ。


「さってとあたしも学校に行く準備をしようっと」

学校に行く準備をして家を出る。


久しぶりに歩くこの道は新鮮で

最初の頃を思い出す。


本当にいろんなことがあったよな。

なんて思い出しながら学校へと歩きだした。


「おはよう~」

「おはよう!」



理恵ちゃんとは今年も同じクラスだったんだ。

教室にはいると理恵ちゃんの元に行く。

理恵ちゃんには全部話してある。


理恵ちゃんは


「あんたは偉いね」

ぽんっと頭を優しく撫でてくれた。

「普通だよ」

「普通だったら即決しないでしょ。
それに北原さんのことあんなに好きなあんたが
離ればなれになってもかまわないってほど」

「構わなくなんかないよ」