「部屋は好きにしてくれて構わないから」 「ありがとう」 「気をつけて帰ること」 「はい」 「・・心配だな」 少し困った顔をして翔さんがあたしを抱きしめる。 「もう、子供扱いして!あたしなら大丈夫だよ」 「柚子」 優しく名前を呼ばれると、そっと口づけが落ちる。 「じゃあ行ってきます」 「行ってらっしゃい」