…。「まじで!?やった!嫌とか朝言ってたのに今は考えさせてだし!俺 進歩してるな」廉君は私をぎゅっと抱きしめた。「俺本気だし大切にする」私 廉君を信じていい?たけるも告白してきた時同じ事言ってた。私裏切られない?やっぱりまだ考える時間がいるよ。私の体と廉君の体が離れた。そしてキスをした。いいの?私?なんで受け入れてるの?私はそのまま目を閉じた。
私は廉君の家を出て。まっすぐ家に帰った。1人になると恋しくなる。本当にどしよう。私は空雅君が好きなの?それとも廉君?わかんないよ…。まだわかんない…。私は一週間考えた。それでも答えが出ない。もちろん空雅君とは仲直りしてないまま。はぁー。最近ため息多いな。私が下校時間になり廊下に出た。私は図書室に筆箱を忘れたから図書室によった。ガラガラー ドアをあけると空雅君がいた。「彩夏か?何してんだよ」そっけなく問いかけられた。「筆箱忘れたから取りにきただけ。ごめん。じゃぁ私行くね」気まづいなぁー。私は筆箱をとった。「おい。待てよ。あれから兄貴 彩夏に何もしないか?」「え?」告白されてるから迷ってるなんて言えない。「廉君は何もしてこないから大丈夫だよ」「廉君っていつからよんでんだよ」「え?」「なんでお前らキスしてんだよ」「なんで…」ガン!勢いよく空雅君がイスをけった。「きゃ!」「俺 見たんだよ!お前等が屋上でキスしてたの。しかも俺の家来てたのも!何してんだよ」言葉が出ないよ。「だって…ってか空雅君には関係ないよね」また言っちゃった。「関係ない訳ないだろ。俺は…俺は彩夏が好きなんだよ!兄貴よりずっと前から。」え?そんな事…。「前からって…」「受験の時だよ。俺が消しゴムなくて困ってたら彩夏が消しゴムをちぎってくれただろ?」思い出した。あの人空雅君だったんだ。顔がよく見えなかったからわからなくて。「でも私…空雅君が私の事好きってわかんなくて」「もぅいい。彩夏は兄貴の事好きなんだろ?」空雅君の言葉に少し戸惑った。私は…廉君の事…「うん。好き。」これが本当の気持ち。