今日はなぜか教室で女子がざわざわしていた。「髪の毛これでいいかな?」「メイクOK?」いろんな声がきこえる。私は疑問に思いみなこ達の所へ駆け寄った。「ねぇ~みんななんでこんなにざわざわしてんの?」「今日 学校全体で集合写真じゃん。昨日先生言ってたじゃん!彩夏聞いてなかったの!?」え?集合写真?「先生そんn事言ってたの?聞いてなかったぁ~あはは!」「それはいいけど 髪型これでいいと思う?」みなこは2つ結びでコテで巻いていた。「いいんじゃない?」とりあえず適当な応答をした。「彩夏も何かしたら?」「私はいいや!だって集合写真はありのままの自分残したいし」みなこはつまらなそうな顔をしてため息をついた。「はぁ~。彩夏さぁもっと色気髄たら?」「別に…ふつうでいいからなぁ。じゃぁ後でね!」私は逃げるように教室を出た。トイレに入り鏡をみた。「別にふつうじゃん」髪はゆるく2つ結びに毛先をカールさせている。化粧は校則違反だからやってないし。どうせ私はブスだからかわいくしたってしょうがないし…。私はトイレから出て屋上へ行った。屋上の風は暖かい…。ここはやっぱり落ち着く。私はそこにねっころがった。「気持ちい」空は少し青いきれいな色だった。「お前何んでこんな所に堂々と寝てんだよ。ほんとに女子か?」私は勢いよく起き上った。そこに神木廉の姿があった。一瞬 空雅君かと思って期待してしまった。ってか見られた。めちゃくちゃ恥ずかしい!「びっくりさせないでください。ってか寝てないですから。」私は真っ赤な顔をかくしながら言った。「素直になれって。」神木先輩は私の横に腰を下ろした。「なぁー俺と付き合えよ」「嫌です。彼氏とかいらないですから」私はキッパリ断った。「俺…よく遊び人って言われてるけど今回は本気だぜ?」本気って…。だめだめ!騙