んで、今みたいな性格になって、
和彦みたいなやつとも出会った訳だけど、
あの子のことが忘れられなかった。

もしかしたら
14歳の俺は
たった6歳の少年に恋をしてたのかもしれない。



そうだったとしたら
結構歪だったなあ。




でも、そんな風に思ってた子と
『葬式』っていう場で約十年後に再会して、
まあ向こうは俺の事完全に忘れてたし、
ちょっと棘のある子になっちゃってたけど
そんなの関係なかった。





ただただ、
俺は運命を感じることしかできなかった。






『ま た あ え た』








あの時は人生で初めて同様したかなー。