お姫様×俺様男子 ~出会い編~

「・・・・。
仕方ないんですよ、
人を疑うのは・・・」

「は?」

「最近、物騒な事件がおきているの。
連続窃盗事件とかね・・」

被害者を減らすためには
危険人物やこの町の人以外を
神谷財閥に近寄らせることは
できないのです。

「連続・・窃盗事件?」

「いわいる、泥棒よ。
弱い町の人から
金を盗む最低なヤツがいるの。」

美香はどうでもいいような顔をした。

「ふーん。」

「・・・・・。」

何も知らないから
そんな態度が取れるんですよ__

これでまた、
容疑者が増えたじゃないですか!

犯人を探している
こっちの身にもなってください!!

「あそこの大きい屋敷が
神谷財閥の屋敷よ。」

私は屋敷を指差して言った。

「んっ、サンキューな。」

美香は笑顔で言った。

可愛いけど、
そんな彼を能天気野郎と思ってしまう私は__
救いようのない悪なのかも
しれません・・・。