お姫様×俺様男子 ~出会い編~

「なんだよ。」

美香は冷たく言い放った。

もしかして、私は
美香に嫌われてるのでしょうか。

「なんでもない。」

「・・・・。
で?
何ため息ついてたわけ?」

「なんでもないよ。
それより、この町は
この王国で一番危ないところだから
出て行ったほうがいい。」

「はぁ?」

「はぁ?じゃなくて、
この町は一番、性質が悪くて
最低最悪の罪人ばかりなのよ?」

私がそういうと
美香は呆れた顔で言った。

「ってことは、お前も罪人?」

「そういう訳じゃないけど・・」

聖母マリア様、
この無知な少年に
嘘をついたことをお許しください。

「・・・・・、
わかったよ。

あ、そうだった。
なぁ神谷財閥の屋敷しらない?」

神谷財閥だって!?