「うーん…」

《休ませてもらう?でも遠藤と一緒にいたいし…

それにプリント重かったよな!?》

「いや、行くよ。」


英語準備室に向かい、プリントを取った。

案の定、プリントは重かった。


教室に運ぶと、そこには京先生がいた。


「来たわね〜大谷君。」


「げっ…。そういえば英語って京先生だったな…。」


「そうよ。さあ…授業に出てもらおうかしら。」

俺は教卓の上にプリントを置いて、京先生に嫌味な程の満面の笑みを向けてこう言った。


「い・や・です。」

そして走り去ろうとした時、腕を捕まれた。