「…いい天気だな。」


「おっさんか。」

リベンジをするらしく、座り直した修吾に笑われた。

「うっせえ!!……あ、授業終了のチャイム鳴ったら起こしてくれよ?」


「「何で?」」

二人の声がハモる。


「何でも。頼んだからな、おやすみ!!」

修吾と章斗に背を向けて寝ようとした時だった。


「俺達に言えないことがあるらしいぞ、修吾」


「そうだな章斗。まさか陽人が俺らに隠し事するなんてな〜」


「な。あーあ、裏切られた気分だよ…」


「俺ショックで死んじゃうかも…」