うちは・・・・・・
井澤の事が大好きや。
暑い暑い夏の日。
うちはある気持ちに気付いた。
決して叶わない一方通行の想いに…。
だって井澤には・・・
うちはいてもたってもいられんくて、荒木ちゃんにメールを入れた。
するとすぐに電話が掛かってきた。
《答えでたんか~。てか私服でええから、学校来れるか?直接聞きたい。》
《行けるよ~。今から用意して、11時前には着くはず。》
《ほんじゃ来て。門前で待ってるわ~。》
《了解。》
そのまま電話を切って、うちは用意を始めた。
私服に着替えて、学校の近くまでチャリで行った。
門前に着くと、もう荒木ちゃんが待っていた。
