意地悪てぃーちゃー

よしっ…完璧。


用意が終わってしばらくしてから、うちは待ち合わせ場所に向かった。

…って言うても、学校の 前やけど。


学校の前に着いたら、柚子も舞も来ていた。


「おっは~。」


「おっは~。さて、行きますか~。」


柚子の言葉と同時に、うち等は祭がある所の近くまでチャリをとばした。


近くにチャリを停めて、うち等は祭に行った。


「うわ~やっぱ人多いな。まっ楽しもう。」


テンション高い柚子につられて、うちと舞もテンションが上がって来た。


ブラブラしてたら、やっぱ同中の子とめっちゃ会った。


ブラブラしてたら、突然後ろから呼び止められた。


「北沢ぁ~。」


振り向くとそこには、荒木ちゃんが立っていた。


「よっ。お前等、あんまはめ外すなよ~。特に相田。お前テンション高すぎな。」


荒木ちゃんは柚子を見てそう言っていた。


「わかってるよ~。普通やし。なぁ心と舞。」


「「どこがや。」」


舞とうちはハモって、柚子に突っ込んでいた。
荒木ちゃんはそれ見て爆笑…。
柚子はちょっとイジけてた。


「もう~みんな酷い。先生なんか爆笑しすぎ。」


「悪い悪い。まぁ楽しんで来い。あっ北沢ちょっと…。」