意地悪てぃーちゃー

中に入ると、店の中はアンティークでオシャレやった。

結構好きかも…
うちはそんな事を思ってると、井澤は友達と話してた。


「優弥~その可愛い子誰や?」


「んぁ?俺の生徒。」


「お前、生徒に手出したんか?アカンやろ~。」


井澤と友達はそんな話しをしながら、笑い合っていた。


「心と荒木ちゃん。これ河中省吾。んでこっちが北沢心と荒木一真。」


井澤が簡単に紹介をして、気が付けば普通に仲良くなってた。


河中さんが席に案内してくれて、うち等は席でメニューを眺めていた。


「何食う~?」


「何が美味しいんすか?」


「先生のオススメは~?」


井澤はケロッとした表情を浮かべていた。


「俺、今日初めて来たもん。知らんがな。河中呼ぼか。河中~」


井澤が河中さんを呼ぶと、すぐに河中さんがやって来た。


「オススメ何?」


「オムライスや~。」


「へぇ。やって心。んじゃ俺オムライス。」


うちは悩みながらも、オムライスにした。
荒木ちゃんも結局オムライスで、3人でオムライスを食べる事になった。


しばらくして、うち等の席にオムライスが運ばれてきた。


うわぁ…
めっちゃ美味そう。


『いただきまーす。』


オムライスを一口食べると、めっちゃ美味しかった。
オススメなだけある。


「河中さん。めっちゃ美味しいです。」


「心ちゃんにそう言われると、嬉しいわ~。てか、省吾でいいよ。」


河中さんはそう言って笑った。
普通にカッコイイ。
前の奴と友達とは思われへんし。


「省吾。心には手出すなよ。わかってるな?」


「はいはい。そう言う事か。心ちゃん可愛いもんな~。一真っちも大変やなぁ。」


「そうなんすよ~。省吾さんからも、井澤先生に何か言うて下さい。」


荒木ちゃんと河中さんがそんな話をしながら、笑い合っていた。