意地悪てぃーちゃー

「心。もうちょいで着くぞ~。起きろ~。」


「んっ…後5分。」


「…ったく。お前みんなに俺のひざ枕で寝てること、バレんで?」



うちは、反射的に飛び起きた。
・・・んっ?
頭になんか当たったような…

うちは不意に井澤を見ると、井澤はうずくまっていた。


「あれっ?先生どうしたん?」


「アホっ。心の頭が直撃したんや。いきなり飛び起きんなよ~。」


あっ・・・・・・
やっちまった。


「先生ごめん。大丈夫?」


「しゃーなし許したろ。俺って本間優しいわ~。」


「はいはい。そうですねー。」


そんな言い合いをしてると、バスは空港に着いていた。
あぁ~沖縄か。


そして、順番にバスを降りた。
バスを降りるとクラス事に集合して、井澤から搭乗券を貰った。


「あっ心。お前飛行機はどうなん?」


「えっ…まぁ日による。」


飛行機は酔ったり酔わんかったり、日によってた。
やから、面倒くさい…