意地悪てぃーちゃー

恋ばなをしてるうちに、省吾さんの店に着いた。


うち等3人は車から降りて、店内に入った。


「いっらっしゃいませ~あっ。心ちゃん!!」


省吾さんは相変わらずの笑顔で迎えてくれた。


「お久しぶりです。」


「久しぶり~。心ちゃん前に会った時も可愛かったけど、また可愛くなったなぁ。もしかして彼氏でも出来た?」


「そんなこと無いですよ~。彼氏とか居ません。」


省吾さんとうちが話していると、後ろから物凄い視線を感じる…。


「そうなんか~。んじゃぁ、お「省吾。さっさと席案内しろ。」


省吾さんが何かいう前に、井澤が割り込んできた。
顔がすごい怒ってるな。


「はいはい。そんな怒るなって。冗談やん。」


井澤と省吾さんがこそこそ話しながら歩いてる後ろを、うちと荒木ちゃんは着いて行った。

案内されたのは、個室みたいになってる席やった。


「そしたらごゆくり~。心ちゃんまた後でね~。」


それだけ言うと、省吾さんは出て行った。

うちらはメニューを見ながら、何にしようか悩んでいた。

やっぱここは・・・
オムライスかな~。

久々に省吾さんのオムライス食べたいし、オムライスにしよう。
うちの中で、メニューが決まった。