意地悪てぃーちゃー

職員室に戻るとすぐに、俺は教室に上がった。


教室に入った瞬間、チャイムが鳴った。


俺はいつも通り、朝の連絡をして職員室に降りた。


今は気持ち切り替えよ。
俺は教師や。



今日の授業は、いつもより何倍も早く感じた。
あっと言う間に、放課後になった。


今日は、部活にも顔を出さず生徒会室に居った。


俺はいつ鳴ってもいいように、携帯を目の前に置いて待っていた。



心から連絡があんのは、滅多に無い。

やっぱ・・・・・・



俺は生徒会室を出て、荷物を取って車に乗った。


俺は心の家の近くのコンビニに車を止めて、心からの連絡を待った。


正直、連絡があるかはわからん。
それでもいい。
ただの俺の自己満足。



しばらくして、心から電話が来た。

俺は深呼吸をして、電話に出た。


《あっもしもーし。

どうした~?
お前が電話とか珍しいな。》



《もしもし…。
やっぱ何も無い。
間違いましたー。》


そのまま心は電話を切ろうとした。
でも俺は、心の声が震えてる事に気付いた。