意地悪てぃーちゃー

「森田大丈夫やった?」


「ん~微妙…。」


たぶん今も無理してるはず…。
大丈夫とは言われへん。


「そうか~。原因は?」


「荒木ちゃんかな。まっこれ以上は言わんけど。」


「そうか~。だいたいわかったわ。てか、なんちゅう顔してんねん。深く考え過ぎるな~。」



井澤にはお見通しやったか…。
うちは舞に何が出来るやろ?


「心は心でええねん。やから、んな顔すんな。わかった?」


「先生エスパーや。わかった。」


「心の事ならお見通しや。んじゃぁ戻んぞ~。」


みんなの所に戻ると、ちょうど舞がプリを切り終わった時やった。


みんなでわけて、そのままゲーセンを出た。


「んじゃぁ帰るぞ~。男子3人と相田は同じ方向やな?とりあえず、3人で相田送って帰れ~。わかった?」


『はーい。さようなら~』


そのまま4人は帰って行った。
うちと舞も方向ちゃうねんけど…


「んで、森田は荒木先生送ってくれるか?俺、心送るから。」


「あっはい。わかりました。よしっ森田帰ろか。そしたらお疲れ様でした。」


荒木ちゃんと舞は帰って行った。
大丈夫なんかなぁ?