意地悪てぃーちゃー

「相田~いきなりどうした?俺と北沢より、井澤先生と北沢やろ。」


ごもっとも…。
確かに荒木ちゃんより、井澤のが仲良しやと思う。


「それはもう当たり前やん。でも、荒木先生と心って最近一緒に居る事多いなぁって…。」


柚子ちゃん…
なんでそんなに楽しそうなんかな~?
さっきから井澤の視線が痛いんですけど…


「柚子~なんか楽しんでるやろ。柚子が想像してる事は何もありませーん。なっ荒木先生?」


「当たり前や~。それに俺には、可愛い可愛い彼女が居るからなぁ。相田…残念。」



うわっ…
荒木ちゃんサラっと惚気やがった。

柚子はちょっと残念そうな表情を浮かべていた。


「ちぇっ。面白そうやったのに…。荒木先生って彼女居ったんや~。」


「それは残念やな。まぁな。てか俺と北沢で楽しむより、井澤先生と北沢で楽しめっ。」


荒木ちゃん…?
サラっとマズイ事言うてないかなぁ。


「心と井澤先生は楽しむ関係じゃない。仲良しなんわかってるし…。」


さすが柚子。
やっぱ荒木ちゃんとは、大違いやわ~。