幹部達sida


「…あの笑顔は反則だろ…////」

                            
棗は顔を真っ赤にしているのを隠そうとしているのか、俯きながら言った。




「だよな~///空ちゃん、カワイーよな~///」




達也も顔を真っ赤にしていて、だけどそれを隠そうとはしていなかった。




「クスッ。翔、ライバルは多いようだね?」


「……チッ……」




翔は舌打ちをすると、棗達を軽く睨んだ。…けど、翔も少し顔が赤いので、然程怖くはかなった。




「…じゃあ、勝負な!」


と、達也が言った。


「ふんっ。望むところだ!!」

と、棗。


「…フッ……上等じゃねぇか。」

と、翔。




空争奪戦は、まだ始まったばかり―――……………