「あんなに応援してくれてたのになんで今日はそんなに怖いの?」


「嬉しいんだけどなんかフクザツなのよ…雛鳥が巣立っていくときの親鳥の気持ちが分かったわ」



視線を追うと、雅は外の木を見つめていた。