「付き合い始めたの?聞いてないわ!!」


お約束、もはや彼女の代名詞にもなった“恐竜”並みの叫び声が響き渡る。



「昨日からね。ここ教室だよ」




「許すまじ八代陽汰…」


急に大人しくなったティラノザウル…いや雅は何やらぶつぶつと呟いていた。