姫は王子の隣で

「そうだね。屋上よりは人来ないだろうね」

ふと售弥を見るとこっちを見て笑ってる。

瑠苑ちゃんは気づいてないみたいだ。

「助かる!!ありがとう!!合鍵作っとくね」

「学校案内のお礼。じゃ、帰ろっか」

「うん」

僕たちはオレンジ色に染まる夕焼けを背に校門を出た。