姫は王子の隣で

「嫌!!“余った分は山分け”が私の楽しみなの!!」

じゃあもう壊さないでよ

「あの、話が見えないんだけど…」

「あ、夏生君と八代君!!どうしてここに?」

「私が連れてきたの。…放課後、学校案内するから雅は帰ってていいよ」

「私も行くわ!!」



私はニコッと笑って答える。