「瑠苑ちゃんは?ファンクラブがあるって聞いたけど」

「そんなことないよっ
…でもよくお買い物には誘われるかな」

「そうなの?瑠苑ちゃんセンス良さそうだもんね」

「ホント!?」

ほのぼのとした会話のとなり、售弥だけは別のことを考えていた。

“瑠苑ちゃんはモテる→でもそれに気づかない→天然&無自覚

それに、陽汰のことを好きになる”

不思議とそう感じた