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「聞きたかったのに~っ」

お昼ご飯の時間

雅が恐竜みたいに叫ぶ。

「頑張ってね、委員長」

雅は放送委員の委員長。

「昼休みに聞くから!!」

「無理かな」

「何で!?」

「ちょっと用事、かな」

「この私より優先する用事があるっていうの!?」

「あるよ」

「!!…もういいわ…
行ってくるわ…」

「行ってらっしゃい」




雅…
あなたはなんでテンションの切り替えが早いの?