「申し訳ございません俊介くん。ワタシはおもちゃ製作会社『Dream』の社長のマイケル・ダルクでございマス。んでこちらが……」 「秘書の辻内-ツジウチ-です」 俺は二人に名刺を渡された。 「は、はあどうも……」 「俊介も食べますか?オムライス」 確かこいつはルアとか言ってたよな……。 てか朝からオムライスって……。 まあいいや。時間ねぇし。 「食べる。いただきます」 俺は半熟オムライスを一口食べた。 「……超上手いんだけど」