「はいっ♪これ!」

遊びに来ていた従姉、優美が丁寧にラッピングされた縦長い箱を俺に渡した。


「……何これ」

「それは、開けてからのお楽しみ!」

なんだよそれ。

俺は苦笑いしながらお礼を言った。

「で、開けてい「あっいけない!もうこんな時間!バイト遅れる~!」

優美はバックを手に持ち、「んじゃ俊ちゃん、元気でね♪」と言った。


「え!?」

「バイバーイ☆」


優美はそう言って出ていった。