「アレだよ」


いじわるい声だった。



「今日、夏子たち話してたじゃん」


貴士はゆっくり近づいて、あたしの顔をじっとみつめた。



コイツ…いつからこんな男の顔になったんだろ?



「えっちの話し、してたでしょ」


貴士がいった。