「りぃへのメールが少ないのは、電話で声が聞きたいから、でも時間がなくて、できなかった。身体のことは嘘。違うこと考えてたから。そしてバイトをずっとしてたのは、これを買いたかったから。」 そういって悠が私の前に出したものは……… シンプルだけどなによりも輝いて見える、ペアリングだった。 「ホントは、もっとムードのあるところで渡したかったけど、しかたないよな…って泣くなよ〜」