私は名前の通り紅色の髪。

なのに先生は全く何もいわない。

今まで何回も注意されてきたけど、
私が全く直す気がないからだ。


先生は私の髪をチラッと見ると、HRを始めた。


HRが終わると先生に職員室に来るようにと呼ばれた。


「有田。お前髪を直す気はないのか?」

「はい」

「どうしてそこまで直す気がないんだよ?」

先生はあきれながら私に言った。