慌てて部屋を見渡す。 当たり前だが、自分以外誰もいない。 何なんだよ…。こういうホラーチックなのは苦手なのに。 それでも感じる視線。 誰かが俺を呼ぶ視線。 俺はまた後ろを振り返った。 視線の正体はー…。 『なんで…!?!?』 机のうえに置かれた遥からの手紙だった。