「お前を殺して、押入れにこいつらと一緒に入れといてあげようと思ってね。


死んでもこいつらと一緒だから安心じゃろ?

おじいちゃんは優しいから一緒にしてあげるんだよ?」




そこにはいつもの優しいおじいちゃんの笑みが。


でも、凄く不気味な笑み。


そう思ったのもつかの間。




「お前はいつもわしの人生を邪魔してきたからなぁ。

俺の娘にお前ができたせいであいつはあんなダメ男と結婚してしまった。

そして自殺してしまった。」




え?!




「俺が第一発見者だったんだよ。
けど、それを警察には言わないでこの押入れにいれといたんだよ。
これで、ずっと一緒に居られるだろう?

その後あのダメ男は殺してやったよ。

そうじゃ、ここにまだいるぞ。
探せばいると思うが・・・おとうさんとお母さんと久々の再会だぞ?

どれ、ちょっと待ってろ。」



そう言って押入れにパンパンの遺体を外に出して探し始めた。



「お・・・おじいちゃん・・・いい。

私とお父さんとお母さん見たくない。」




遺体のお母さんとお父さんを見たくないよ。