寂しさと虚しさから謙吾にメールしてしまった。

謙吾といれば…忘れられる。

……………

『理沙。嬉しいよ。』

優しくキスして髪を撫でる。


『ごめんね。こんな女で』

『何も考えるなよ。今は俺だけを見てろよ』


長い時間…私の身体を撫でてくれていた手が止まる。

脚を開きながら

『見せて…理沙…ちゃんと見たことない』


『いやよ…。ダメよ…絶対にダメよ』


脚を固く閉じた

少しはみたくせに。しっかり見られるのは嫌だ。


手の感覚でわかるでしょうに。


『あいつの代わりに呼んだお詫びに見せて…』


意地悪ね…。


『いいよね…』


膝にキスしながら、唇が脚を滑っていく。

脚を開いて…見てる。

じっと見ている…。

恥ずかしくて…黙っていられない。
『変じゃない?グロくない?』

祐治にはこんな会話した事ない。


『理沙…なんかスケベな感じ…ヤラシイよ』

『そうじゃなくて…変じゃない?』


まだ見てる。

『俺、何人も知ってる訳じゃないからさ。わかんないけど変じゃないよ。すごく…触りたくなる…』


謙吾の指が、すっとそこを撫でた。


『あ…謙吾…私変だったら教えて…こんなこと自分じゃわからないから』

『理沙…可愛い…』
顔を近付けて…彼の息が掛かって、舌がすっと触れた。