いつかどこかで…

助かるけど…。えい!甘えちゃえ。


『おはよう。助かった!…昨夜待ってたの?なんで?』


謙吾はブスッとして私を睨み付けた

『なんで…はないだろ。逢いたかったからだろが。遅いよ帰りがっっ。エロジジイがっっ!』


はああ。なんでこう言いながら会いにくるのかねぇ。


『ね…。ぶっちゃけ、平気なの?祐治と付き合ってる私。』


『平気じゃねーよ。でもあいつとは先がないだろうが。必ず俺だけになるんだ。そのうちに。それとも、ババアになるまでずっと愛人か?歳をとったら捨てられるぞ』


嫌なこというね…。私は一生愛人でいるつもりよ。でも…歳をとって身体の関係がなくなったら…祐治、私をどうする?



『謙吾だって結婚は懲り懲りなんでしょ!私の好きな人は二人とも結婚出来ない男なんだから!』


なんでこんなこと…朝から話すかなあ〜っ。


『私は祐治の愛人でいいの!ばか謙吾!』


『じゃ、俺でいいのか?子供作れない男と結婚するのか?』


は?祐治の愛人になってから子供を生むことなんて考えたこともない。


『ねぇ…なんでそんなこと言うの?私といると傷つくでしょ?なんで?』


『今夜は俺が先に約束する!いいな!仕事終わったら迎えにくるからなっ』


ケンカ…。朝っぱらから…。会社の前で降りて、ドアを締める直前に


『ばか!迎えにくるな!』

そう叫んで締めてやった。