『理沙…』

『んんっっ…謙吾…優しくして…』

私…感じてる。
祐治とはちがうけど…謙吾の指と舌に感じてる。


もと旦那には…全く身体が反応しなかった。祐治に愛され過ぎた身体が…いけないのだと思っていたけど、謙吾には反応している。


私がもらす声に反応して、私を見つめて唇を重ねる。

謙吾の目が、感じてる私を見つめて…愛しそうにするから。愛されてる気がした。

謙吾を好きになって見ようかな。


私の脚を開いて…謙吾が…私を見つめながら一気に押し入ってきた。


『あっ…』

身体が反るほど感じて…でも心の中で祐治の名前を呼んでた。


祐治…。あなたが好きなのに。

激しく身体を揺らしながら…見つめる先にいるのは謙吾。

目を閉じても…祐治と違う。

謙吾は私の耳元で囁く。

『好きなやつなんか忘れろ…俺を好きになれよ…』

身体を揺らしながら…謙吾は私から目をそらさない。

『理沙…』


どうなるんだろう。私達。

身体を引っ張り起こされて、彼に抱っこされて。

強く腰を引き寄せて…。


激しくキスして舌を絡ませた…


私は自分から身体を動かし始めていた。