部屋がすっかり明るくなって…時計は7時を差す。

二人でベッドに横になり…彼に優しく背中を擦られながら…。

『大丈夫か?疲れた?』

『うん…ちょっと疲れちゃった…』

優しく抱き締めてくれて、おでこにキスしてくれた。
彼はそっとベッドを降りていく。

私は一人ぐったりとベッドに横になっていた…彼がふすまを閉めて、朝食を部屋に運ぶように電話している声が聞こえてきた。


祐治と朝食…嬉しいなあ…。


でも、朝が来てしまった。今夜は泊まれない。

別々の家に帰るんだね…。