朝になり、昨日の事を考えながら学校へ向かっていると、幼馴染みのミヨが後ろから来た。
「おはよー」
「おはよー、ん?なんか今日朝から機嫌よくない?なんかいいことあった?」
「実は、昨日パパの野球の若い子が二人うちにきてさ一人超かっこよくてさあ」
「それで機嫌がいいわけね!なるほどわかりやす」
「でも、相手にしてない感じだった、一言も話さなかったし」
「そっかーマキは、かっこいいなあぐらいな感じがなの?」
「そんな感じかな、でも話しとかしたら好きになりそうだな」
「まあ頑張りなよ」
「頑張るってまだなんにもないしねぇ」
「まあまあとりあえずチャラ男には気を付けてその人を見たことないからなんとも言えないけどね、ぢゃあ私あっちだからバイバーイ」
「うん、バイバーイ」

ミヨと別れてマキは学校についていつものように授業を受けた。
明日から期末テスト、マキは勉強が嫌いなので期末テストだろうが構わず、学校帰りに友達とカラオケに行った。

そのころには、光のことは全く頭にはなかった。