「ハッ!?もう!!何で、
もっと早く起こしてくれないんだよー!?

バカ悠里(ユリ)!!ったく、どーすんだよ!?」


そう俺が言うと、誰もが、
可愛いと思うだろう顔をしかめた。


「はい!?なに言ってんの!?

流里ねぇーを何回も揺らして
起こそうとあたししたんだよ!?
それでも、寝てたんじゃん!!」