「…わぁ………」


雛澄学園…て、こんなところだったんだ。


そこだけまるで別次元のような、派手に着飾った校舎を見たとき、私はただただ驚いた。


書類をもらった時、分厚かったからすぐに自分が合格したことがわかった。


おじいさんもすごく喜んでくれて、私もそれなりに嬉しかった。





この学校で、三年間。


私は高校生活を過ごすんだ。