「先生」

まどかが後ろから呼びかけると、担任はあたし達に気付いた

「こっちへ来なさい・・」

そういって向かったのは、校長室


・・・・こんなにおおごとになるなんて


そんなコトを考えながら、校長室に入った


なかには、追川と前田と校長先生が座っていた


「じゃあここにすわって」

そう言われ、指さされた場所に座った


チラッと追川をみると、足に包帯がまかれていた

それを直視できなくて、さっと目をそらす

この傷はあたしがつけたんだな・・
そう思うとどうしようもない気持ちでいっぱいになった