4月、俺は今日から入る青蘭高校の入学式に行くために眠い目を擦りながら歩いている。

同じ中学で仲のよかった咲哉は同じ高校だが、ひと足先に行った。
目が早く覚めたらしい。 誘われたが朝が弱い俺は断ったから一人で歩いている。


周りには同じ制服の生徒が歩いている。
真新しい制服が1年だと語っている。